鬼 滅 の 刃 pixiv。 鬼(鬼滅の刃) (おに)とは【ピクシブ百科事典】

鬼滅の刃 (きめつのやいば)とは【ピクシブ百科事典】

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概要 漫画『』に登場する主要な敵であり、人食いの生き物。 日光以外では死なない不老不死性と、超人的な身体能力や怪力を持ち、中にはのような特異な能力を使える者もいる。 その正体は、千年前に最初に鬼になった鬼の原種である の血を注ぎ込まれた人間が、その血に適応できた場合に変異して生まれる超越生物。 無惨の支配を受け、より多くの人を喰らい強くなることを目的として行動する。 上述したように、日光に弱く日中の野外では活動できない、人間の血肉を食べて力にする、人間を同族に変えるなどの特徴から、日本でよく知られる のと言うよりは、西洋における に近い存在と言える(『鬼滅の刃』の前身にあたる読切『』においても、西洋の吸血鬼が敵として登場している)。 生態 人間を主食とし、人肉や血に対して激しい飢餓を覚える。 他の動物の肉でもある程度代替は可能なようであるが、鬼の身体の維持にはやはり人喰いが欠かせない(ただし、その一方で 睡眠は必要としない)。 ただ、の例から、段々と人肉を体が受け付けなくなり、食えなくなる体質の鬼もいるようだ。 壊死した部分や死亡する際は黒い瘴気のように溶けて消滅する。 死亡するとしても最期の瞬間まで意識はあり感覚器官も働いている(後述の武器による場合頭部だけとなり首の方から消滅していくため)。 単純な身体能力については、当然のことながら人間を完全に圧倒しており、年若い鬼でも容易く石壁を砕く程の怪力と、岩より硬い身体を有する。 鬼としての年齢を重ねるほど(人を多数喰らうほど)上がって行き、一定を超えると下記のを行使できるようになる。 知性は個体により大きく差がある。 人間から鬼への変異直後は、激しい意識の混濁・退行がある。 このため最初に喰らうのは親兄弟などの近しい者が多い。 その後、人間だった頃の記憶等を基本とした個性を獲得し知性を得るがその人格は自己本位なものとなる。 不死という特性上、永い年月の中で高度な医学知識などを得る事も可能ではあるがそのような例は現状、無惨の呪いが外れた一例のみである。 鬼になった時点で強い闘争本能や無惨への忠誠心等の 呪いを植え付けられる。 また、無惨の血を更に受ける事で鬼としての力は格段に強化されて行くため、上位の鬼ほど無惨の血が濃い。 終盤、が 鬼を人に戻すの開発に成功し、鬼にされた者を救った。 しかし、無惨の血を与えられることのみしか鬼は増えないという制約はあるものの、無惨がその気になれば 際限なく鬼を増やすことは可能である。 また、鬼殺隊の隊員が鬼にされてしまい仲間を襲撃する事態も発生したため、基本的には鬼を抹殺するしか選択肢はない。 さらに、無惨から分けられた血を別の人間に分け与えるという形で、が鬼を増やしたことがある。 ただし、鬼を増やすためには『無惨の血』が必要になる為、無惨が死んだ場合はそれ以上増えることはできないという、生物として致命的な欠陥がある。 そして 「無惨が死ねば鬼は全て滅びる」との指摘に無惨が激昂した事から、彼を滅せれば鬼たちは死に絶えることになる。 鬼の存在に関する認知 作中で鬼の伝承地にいたのはが明確に分かっているだけでほかの人物の所は不明。 ただ、のいた伝承が残っており、二人の住む地域は奥多摩郡で近い位置となる。 一方、街の方では伝承が立ち消えており程度であった。 (浅草の時も が暴走しているとしか警察も含めて誰も思っておらず、の件の辰巳も鬼殺隊をうわさ程度にしかとらえていなかった) は「鬼がいた」と言ったために孤立してしまった(つまり彼は鬼殺隊入隊以前のとある事件での犯人を鬼だと確信していた。 彼の出身は今の渋谷区や中野区の付近)。 能力 再生 日光に照らされる以外には 不老不死であり、四肢を失っても短時間で再生するのはもちろんの事、、あるいは再生できるほど(生命線である頸に繋がっていること、蓄えられるエネルギーが減るためか流石に行動範囲・攻撃力が低下し復活にも隙ができるが)の、生物としてはあり得ない生命力・治癒力を有する。 変形 身体の形状をかなり自在に操作する事が可能であり、のはもちろんの事、頭部に角を生やす、腕や脚に鋭利な刃を生成する、舌を長大に伸ばすといった、自身を異形化する個体が多い。 中には『 』、『 』、『 』、『 』などの常識からはかけ離れた異形化を果たす個体も少なくない。 人喰いを重ねた鬼が行使できるようになる 異能。 鬼の外見と同じく、その能力は千差万別。 鋼よりも硬い糸を生成するなど、物理的な攻撃能力に留まらず、異空間を自由に出入りする、空間と空間を繋げるといった物理法則を完全に無視した現象を引き起こす個体も多数存在する。 弱点 日光 鬼の最大の弱点。 日光に照らされた鬼の身体は瞬時に灰化して崩れ去る。 このため全ての鬼は日光を嫌い、主に夜間に行動している。 ただしあくまで直射日光に弱いのであり、曇天の日や、日が射している時でも日陰ならば、昼間であっても問題なく活動できる。 同時に過剰な再生や血鬼術の行使はそれらの能力の低下を招き、最終的には一般人に討ち取られてしまうほどに弱体化する事もある。 ただし、それは十二鬼月以下の雑魚鬼ぐらいでしか見られない現象であり、十二鬼月に至っては下弦でも底をつくことはそうそう無く、のように相当決着を焦らない限りは起こりえない。 隊員の基本装備であり、鬼を殺すことのできる唯一の武器。 詳細は当該記事参照。 この日輪刀で首を切ることで、を除いて倒すことが出来る。 藤の花 鬼は藤の花の香りを嫌い、有毒であり(ただしには注入しても半端な量では麻痺止まりか解毒されてしまう)、近づく事さえできない。 藤の花の匂い袋などを持っておけば、鬼除けになる。 鬼殺隊の入隊試験が行われる藤襲山は一年中藤の花が咲いており、中に閉じ込めた鬼の逃走を阻む自然の結界となっている。 呪い 無惨から血を分け与えられた全ての鬼は、無惨に反逆できないよう肉体・意識の両面で絶対の制約を強制的にかけられる。 この呪いを外す事は、か、が無い限り不可能。 自壊 無惨に関する情報を僅かにでも口にした時点で、体内の無惨の細胞により鬼自身から野太い『腕』が生え、宿主の身体を粉砕する。 この『腕』は、無惨同様に鬼の身体に再生不可能なダメージを与えるため、事実上の自壊である。 なお、この自壊はあくまで人前で名を口にした場合に限るため、鬼同士で名を出す分には呪いは発動しない。 読心 無惨を前にした鬼は、その思考を全て無惨に読まれる。 距離が離れるほど精度が低くなるが、位置情報程度ならばどれほど離れても無惨の認識から逃れる事はできない。 同族嫌悪 鬼同士は心理的に嫌悪感を抱くため、助け合ったり徒党を組むことは無く、食料が確保できない状況では共食いすら起こす。 尚、無惨から集団行動を命じられた場合は、この限りではない。 珠世はこの呪いを、 「自分より強い鬼が、徒党を組んで叛乱を起こさない為」としている。 一方無惨以外での鬼同士の戦いはその再生力のため不毛となり殺し合いに至るほど争うことも基本的にない。 主な鬼 首領• その他• (声:)• (声:)• (声:)• (声:)• (声:) 例外• (声:)• (声:)• (声:)• 浅草の人(仮称) 炭治郎の追跡を回避しようと鬼舞辻無惨によって囮のためだけに鬼にされた青年。 妻に襲いかかってしまうがと珠世、愈史郎の尽力により理性を取り戻し呪縛から逃れる。 後に鬼舞辻無惨との産屋敷邸での対決時に 「散布した肉の種子から凄まじい強度・速度の枝分かれした棘を放つ」という強力な血鬼術で無惨の足止めをする、に在るまじき活躍を見せた(産屋敷耀哉の語った 「本来ならば一生眠っていたはずの」の一人と言える)。 (ネタバレ注意) 関連タグ 関連記事 親記事.

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鬼滅の刃

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イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト 30• イラスト 5• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• 漫画 17• イラスト• イラスト• イラスト 8• イラスト• イラスト• イラスト 6• イラスト• イラスト• イラスト 9• イラスト• イラスト• イラスト 18• イラスト• 漫画 23• イラスト• イラスト 38• 漫画 20• イラスト 40• イラスト 17• イラスト 4• イラスト• イラスト 17• イラスト• イラスト• イラスト 2• イラスト 5• イラスト 16• 漫画 24• イラスト 14• イラスト 10• イラスト 5• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• 漫画 86• イラスト 13• イラスト• イラスト 11• イラスト 2• イラスト• イラスト 42• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト 29• イラスト 58• イラスト• イラスト 14• イラスト• イラスト 8• イラスト 13• イラスト 11• 漫画 10• 漫画 4• 漫画 9• イラスト• イラスト 5• イラスト 11• イラスト• イラスト• イラスト 15• イラスト 19• イラスト• イラスト 5• イラスト 38• イラスト 71• 漫画 5• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト 2• イラスト• イラスト• イラスト• イラスト• 100• イラスト 3•

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鬼滅の刃の小説

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もう年単位ぶりでの投稿になります……今までずっとスランプというか書けなかったんですけど、鬼滅沼にハマって、義勇さんというか錆兎さんというか水の呼吸組に沼りました……水の呼吸組儚み尊い…… 一度妄想すると止まらないから書きだしたんですけど、思った以上の文量になってびっくりしてます。 私こんなに長く妄想できたんだな、って自分で驚いてますマジで。 っていうかネタのほうだいぶやばいですね。 私の頭大丈夫か??? ほぼ徹夜テンション並に書いてたので改めてみるとすっごい細かいですね。 もう抜け出せない感ハンパない……これは無惨様直系義勇さんも書くべきか??????? アンケ設置して判断した方がいい???? コメントにもあったし、正直書きたいし……書きたいところだけ書いて終わる可能性高いですけどね 吐血• 遠くなる背中に手を伸ばした。 行くな、と口が動いても届かなかった。 錆兎、サビト、さびと。 どれだけ呼んでも、彼は振り返らない。 そして、パキン、と何かが壊れる音で、目を覚ます。 [newpage] もはや声も出ない喉から出てくる音は、ひたすら誰かの名前を呼んでいる。 音の判別もつかないほど、繰り返し呼んでいたのだろう。 その姿が一層哀れで仕方ない。 義勇、と呼ぶ声にすら彼は反応しなかった。 ただ布団の上で治りかけの傷を甚振るように嗚咽を漏らし、暴れる。 動く口を見てさびと、と呼んでいるのが分かった。 返事があるはずもないとわかっているだろうに、親を求める子のように繰り返す。 握りしめられた布団は彼の癇癪を受け止めては沈黙を返す。 それが答えだというように。 とにかく彼を狭霧山に連れ帰ろう。 連絡を受けて選別の負傷者が治療を受けている屋敷に訪れた鱗滝は一先ず彼を気絶させ、抱える。 その背に、小さな荷物を背負って。 十五日後、鱗滝は義勇の刀を打ったという鍛冶職人から代わりに刀を受け取り、未だ布団で泣き暮れている義勇の近くに持っていく。 布団の傍に置いてある食事はすっかり冷めている。 また、食べていない。 負っていた傷はあらかた治り、動けるようになったはいいが事あるごとに錆兎の名を呼んでは泣く。 それならまだいいが、ひどいときは食事すら手に付けないのだ。 その時は鱗滝が無理やり食べさせているが、それでも少量だ。 どうにかしなければいずれ死んでしまうかもしれない。 そうでなくとも鬼殺隊士としての任務は待ってくれないのだ。 刀が届いた以上、すぐにでも任務が割り振られる。 そうなってしまえばどちらにせよ死んでしまうかもしれない。 そうならないためにも、鱗滝はこの弟子を奮い立たせるために棚に仕舞っていたものを取り出した。 義勇を宥め、話があると落ち着かせて、持っていたものを差し出す。 「義勇、これを持っていきなさい」 お前には、これが必要だろう。 と鱗滝が差し出した面を義勇は受け取った。 頬に傷のある狐面。 最終選別が終わった後、布団で泣き暮れていた義勇は知らなかったが、鱗滝自ら赴き、藤襲山で遺品の回収を行ったらしい。 自らの鼻で探し出したのは砕けた面と、折れた刀だけだったという。 「できる限り復元しておいた。 元通りとは言えないが。 これとは別に、この家に残してあった着物もある。 持っていくといい」 「先生……」 「生き残ったお前は、己がどう思おうとも鬼殺隊の一員となったのだ。 役目は果たさねばならん」 錆兎のおかげで生きているのに、と思ったことを察せられたのだろう。 鱗滝は厳しい口調で告げた。 「役目を果たせなかった面など効果はないだろうが、それでも、お前には必要なものだ」 共に、鬼殺隊士になるのだと、約束したのだろう。 呼ばれて、顔を上げる。 いつもと同じ天狗の面。 それでもその声音は震えていた。 「お前は、生きねばならん。 誰かの死を背負い、その死をもたらした鬼に刀を振るう。 お前が選んだのはそういう道だ。 お前は優しい子だから、どうしたって傷をつける刀を好かんのだろう。 争うことを、戦うことを嫌っているのだろう。 わしは、お前が、逃げたいと、歩みたくないというのならば止めはしない」 「だが、その怒りも悲しみも、負った傷も、決して癒えはしない。 姉を亡くし、錆兎を亡くし、絶望の淵にいるお前には酷なことだが……義勇。 その怒りを、鬼に向けろ。 決して鬼を許すな。 お前の大切な者たちを奪った鬼という存在に、刃を向けろ。 それが、お前の生きる理由になる」 生きろ。 姉のため、錆兎のため。 お前は生きねばならん。 鱗滝の言葉に、義勇はゆるゆると首を縦に振った。 面に滴り落ちる涙は止まりはしなかったが、鱗滝は何も言わなかった。 泣きたいのは鱗滝とて同じだろうに、ただ、義勇を叱咤するためだけに気丈にふるまっている。 だが、やがてその手がそっと義勇の背に回った。 宥めるように頭と背中を撫でられる。 そして、鱗滝は呟くように告げた。 震えたその声に、義勇は首を振りたくて仕方なかった。 こんな何もできなかった人間が戻ったところで意味はないのに。 錆兎が戻っていれば、きっと、先生の継子としてすぐに水柱を就任していただろうに。 ごめんなさい、先生。 本当は、錆兎が戻らなきゃいけなかったのに ああ、錆兎。 お前は生きて帰らなきゃダメだったんだよ。 こんなことを思っていれば、お前は怒るかもしれないけど。 急かす鴉に連れられて、義勇は鱗滝のところを旅立った。 鴉は、カァカァとわめきながら「南南西ノ村ニテ五ツカラ十ノ子ドモガ度々行方知レズニナッテイル」と告げた。 子どもばかりを狙う鬼。 守るべき弱者を好む鬼。 錆兎なら、すぐに切り捨てるだろう。 そう思うと涙が浮かんできたがすぐに振り払う。 任務を遂行しなければいけない。 鬼を見つけるのは容易かった。 どうやら夕暮れ時に家に帰る子どもを狙っているようで、建物の陰から手を伸ばしたところを見つけた。 義勇はその手を切りつけ、叫びかけた鬼の口に水の呼吸の漆ノ型、雫波紋突きで突き刺して路地の奥へと押しやった。 子どもの方を見れば、風が通りすぎたとでも思ったのかわずかに頭を振り、そのまま駆け足で去っていく。 それを見送ってから鬼に向き治った。 尖った牙と爪。 猫のように細くなった瞳孔に、口の端から垂れるよだれ。 あの藤襲山で見た鬼達のように飢えに飢え、獣のようにこちらを見ている。 予想外の速さに慌てて避ける。 それでもわずかに服に引っかかった爪に引っ張られ、地面に叩きつけられる。 ぐっ、と呻き声をあげたが、呼吸を使ってそこから素早く起き上がり、鬼から距離をとった。 はぁはぁ、と吐き出す呼吸が喉を焼いている気がした。 それと同時に恐怖が腹の底からせりあがってきている。 最終選別で、鬼と対峙したときもそうだった。 恐ろしさに負けて怪我を負った。 そのせいで、錆兎を見送ってしまった。 あの時と、同じ恐怖だ。 義勇は胸を押さえる。 肺が痛い。 体が痛い。 呼吸を使っているせいもあるが、乱れた呼吸を整えるのが難しい。 それでも動きを止めるわけにはいかなかった。 義勇に食事の邪魔をされた鬼は憤って喉を掻きむしった。 飢えを少しでも凌ごうとしているのだろうか。 義勇に向かって鬼は叫ぶ。 「くそ、くそっ逃がした、逃がした。 お前のせいだお前のせいだ!! 喰ってやる、喰ってやる!!」 叫ぶ鬼に、呼吸を整えながら刀を構える。 鬼はその動きを見て襲い掛かってきた。 素早い動きで迫ってくる動きにただ避けることだけが精いっぱいだった。 鬼の爪が何度も掠る。 そのたびに体は血を流し、服どころか地面すら血に染まる。 何度か物陰に隠れてやり過ごそうとしたが、血を流している以上、鬼は血の匂いで追ってきている。 足が震える。 死の恐怖に体が屈服しそうになっている。 だが、ここで動かずに朝を待つにはまだ夜は深い。 逃げなければ、と思考する脳とは裏腹に、誰かが「逃げるな」と責めるように訴えている気がした。 錆兎なら、錆兎なら、どうする? さびと、と心の中で呟く。 錆兎になれればいいのにと思った。 錆兎ならきっと、こんな状況にならないだろうし、正面から立ち向かうだろう。 鬼からも、錆兎の死からも逃げている。 錆兎がいればいいのにと頼ってばかりだ。 どれだけ甘えるつもりだ、と自分を叱咤する。 それでもすぐその考えが消えるわけではないのだから、どうするべきかと考える。 鬼の気を逸らしたほうがいいだろうか。 逸らすために何かあっただろうか、と思い至って懐を探ると、硬いものに触れた。 懐に仕舞っていた面だ。 頬に傷のある、錆兎の面。 それを取り出して、正面から抱え、額を押し付ける。 錆兎が最後に身に着けていた面だ。 錆兎の存在を近くに感じられるものだ。 錆兎、と声にならない呼びかけをして、そっと面を顔に重ねて赤の注連縄のような紐で固定する。 こうすれば、錆兎になれるだろうか。 ふと、誰かの足が見えた。 顔を上げて、目を見開く。 義勇がその名を呼ぶ前に、彼は口を開いた。 けれど次には一変して優しく微笑んだ。 義勇、と呼ばれた名前にどくん、と強く心臓が動いた。 背後から鬼が迫る。 けれど、足の震えも、肺の痛みも、すべて消えている。 頬に傷のある狐面を被って鬼を狩る少年が柱を就任することとなる。 [newpage] 下弦の鬼を倒したことで、産屋敷邸に呼び出された義勇は面を被ったまま屋敷に上がったというのに、咎めの声もないまま部屋に通されたことに少し驚いていた。 こういった格式高い家では礼儀作法には厳しいはずなのだが、義勇の失礼な行動に目を瞑るほど、あの鬼は強い鬼だったのだろうか。 そんなことを考えていると部屋の奥の襖が開き、一人の男性が入ってくる。 額に小さな傷のような、痣のようなものが罅割れのように走っている。 彼が現当主だという産屋敷輝哉なのだろう。 義勇は頭を下げ、用向きを聞いた。 輝哉は義勇の前に座り、頭を上げるように言ってから本題を告げた。 「冨岡義勇。 君を、水柱に任命するけど、やってくれるかい?」 「……」 穏やかな声色で告げられた言葉は、疑問形ではあったが確定でもあった。 義勇は失礼とわかっていても無言を返した。 柱、というのは鬼殺隊の中でも実力者に与えられる称号。 そんな立派なものをもらう理由が、義勇にはわからなかった。 無言の返事を対して気にならなかったのか、輝哉は柱を任命する理由を話し出す。 「君は先日、下弦の鬼を倒した。 これは立派なことだ。 それに、水柱は現在不在だからというのもあってね、どうだろうか」 「……失礼ながら、俺には資格がありません」 「なぜ?」 「俺は、最終選別を、本当の意味で突破していないからです」 錆兎という、大切な人間の命を踏み台にして生き残ってしまったのだ。 鬼を一匹も倒していない。 そんな人間が、運良く下弦の鬼を倒したからとはいえ、柱になっていいものか。 義勇はそれを正面から言おうと思ったが、言葉は彼の笑みによって音にはならなかった。 「義勇。 最終選別はあくまで鬼と戦える者を選別するためのものだ。 あの山で亡くなってしまう者には申し訳ないことだが、こちらとしては鬼と戦える者を一人でも多く迎えたい。 そのために、過酷なことだがあの山で選別している。 生き残った君は鬼と戦える者だ。 資格は十分にあるよ」 「いいえ。 俺は、あの選別で、何もせず助けられただけの人間です」 言いながら、義勇は錆兎が生きていれば、ここにいるのは錆兎だっただろうと考えた。 そう思うと胸が張り裂けそうだった。 錆兎がいたら。 錆兎がいれば。 そんな「たられば」を何度も繰り返し考えた。 下弦の鬼に遭遇した時すら、錆兎のことを考えていた。 錆兎なら、と考えて、面を被っていた。 運よく鬼を討てたのはそのおかげだった。 「義勇。 それでも君は下弦の鬼を倒すほど強くなった。 それではいけないのかい?」 「それは運が良かっただけです。 あの鬼は下弦になったばかりのようでした。 甲にもなっていない俺が討てたのは運が良かったとしか言いようがないでしょう」 「そうかな。 私は、義勇は柱になっても差し支えないほどの実力者だと思うよ」 「それは、買い被りというものです」 「……ねぇ、義勇。 その面、見せてもらってもいいかい?」 義勇の被っている面を見せてほしいという要望に、義勇は応えた。 面を外し、差し出す。 輝哉は受け取った面に細かく目を走らせ、「いいものだね」と義勇に言った。 「守りの力を感じる。 まじないだが、強い力を持った面だね。 作ったのは育手の方かな」 「はい。 師範……元水柱の鱗滝先生に」 「君を助けてくれたというのは、同門の子かい?」 「……はい。 錆兎という、誰よりも強かった、男です」 「そう……あの選別で死んだのは一人だけだと聞いた。 錆兎というんだね」 辛かったろう、と面を義勇に返した輝哉は呟く。 義勇は唇を噛んでうつむいた。 辛い、という言葉では収まらない。 たった一人の親友だった。 共に隊士になろうと約束し、果たすことなく逝ってしまった。 うつむいてしまった義勇に何を思ったのか、輝哉は義勇の肩に触れる。 「人の死はいつだって重い。 忘れることなどできないほど。 悲しかったね、義勇」 「……っ」 「だから、その悲しみをどこかで断ち切らねばならない。 私たちはそのために戦っている。 義勇もそうだろう?」 「はい」 「私は、君に柱となってほしい。 それは君が下弦の鬼を倒したからじゃあない。 君が最善の判断を下せると思ってだ。 ねぇ、義勇。 人の命を守るのはとても難しいことだ。 君のその手からこぼれる命はあるだろう。 だから、その中で君は守るべきものを判断する必要がある。 どうか、その手で守れるものを守ってほしいんだ」 辛いことだろうが、と肩に触れた手がゆっくり離れていく。 義勇は顔を上げて輝哉を見上げる。 悲しそうに笑うその顔に、何故か錆兎が重なった。 「義勇。 それは、何かを明確に断言していた。 懇願しているようにも聞こえるのに、輝哉はそれを確信しているようだった。 この人には一体何が見えているのだろうか。 そう思ったことを口にはせず、義勇はもう一度頭を下げて、呟くように「そのお役目、承りました」と告げる。 その時まで、代役を務めよう。 その間までの、束の間のことだ。 [newpage] 柱を、任命されました。 狭霧山に訪れた義勇は鱗滝に開口一番、そう告げた。 「次の柱合会議にて、正式に発表するようです」 「そうか……柱になるほど成果を上げたのだな、義勇」 「いえ、偶然に偶然が重なったにすぎません。 俺の呼吸は、錆兎に程遠い」 それでもお前の実力だ、と鱗滝は言おうとして止めた。 何を言っても、この弟子には届かないのだ。 自分の功績すら認められない、哀れな子だ。 いつだって、取りこぼした命に謝っている。 割り切るということをしない、できない不器用な子。 泣きそうな表情は消え、代わりに能面を張り付けたかのような無表情だったが、その匂いを偽ることはできない。 表面上の感情を抑える術を身に着けてしまったことが、鱗滝は悲しかった。 この子は、いつからこんな顔をするようになってしまったのか。 最後に見た顔が泣き腫らした顔だったことを思い出した鱗滝は天狗の面の下で顔を顰める。 「先生。 俺は、柱になっていい人間ではないのです」 ぽつり、と呟かれた言葉に鱗滝は何も言わなかった。 「錆兎のようになれない俺では、柱の務めを果たすことはできない」 「……錆兎のように、なりたいのか」 「錆兎なら、きっと満足のいく結果を出すでしょう。 柱としても必ず成果を上げられる。 俺では、到底届かないところまで必ず上り詰めたはずです」 叶うなら、錆兎にこの役目を担ってもらいたかった。 そう小さく告げた義勇に、鱗滝はあからさまではあったが話題を変えた。 「時に義勇。 錆兎の着物はどうした」 「汚してはいけないと、屋敷を頂いてからは箪笥の中に」 「それではただの肥やしだろう……次に来る時でいい、持ってきなさい。 わしが仕立て直そう」 「仕立て直す、のですか?」 「ああ。 着物は着ねば痛むだけだ。 大切にしたい気持ちはわかるが、使ってやらねば錆兎とて悲しむ。 柱になるのだから羽織ってやりなさい」 せめて心だけでも共に、という思いが伝わったのか、義勇は頷いた。 鱗滝はそれに満足して、ふと義勇の着ている羽織を見やった。 それからどうせなら、と思いついたことを口にする。 「あとは、そうだな。 その、姉の形見の羽織だが。 それも預ろう」 「……?」 「お前のことだ。 その羽織も極力汚したくないのだろう。 だが、その死を背負うために着ているのもわかっている。 ならば、と思ってな。 多少奇抜にはなるが、何、悪いようにはしない」 預ってもいいだろうか、と問いかければ、義勇は何の疑問も持たず羽織を脱いだ。 丁寧に畳んだそれを鱗滝に差し出すと、鱗滝はそれを受け取って、自分が着ていた波が描かれている着物を渡す。 義勇は顔には出さなかったが、嬉しそうな匂いを漂わせてそれを羽織った。 こういうところはまだ子供のようだ、と鱗滝は思ったが口には出さず、義勇から受け取った羽織を傍らに置いた。 「次の柱合会議までには間に合わせよう。 それまでに取りに来るように」 「はい」 「……お前が心の奥底でどう考え、受け止めようとも構わん。 だがな、これだけは約束してくれ。 特に被害が多ければ多いほど割り振られるものだ。 そしてそれは、数字の鬼と相対するということでもある。 己が技を磨いて柱にまで登り詰めた義勇ならば心配は必要ないだろうが、上弦に敵うかどうかとなると別の話になる。 何せ下弦と違ってここ百年ほど倒したという記録が残っていない。 つまり、どれだけ鍛え上げた腕をもってしても首を取れていないということだ。 そんな存在に敵うわけがないと思いつつも、鬼殺隊は戦わなければいけない。 だから鱗滝は戦うな、とは言わない。 だが、生きることを優先してほしかった。 そんな心意を知ってか知らずか、義勇は先生、と鱗滝を呼んだ。 「お館様が、いずれ俺の判断が大きな流れを作ってくれるとおっしゃいました。 どういう意味でしょうか」 「ふむ……お館様が申されたのならばその通りなのだろう。 産屋敷一族の方々は先見の明と言ってな、先を見通すような勘が働くそうだからな。 おそらく近い未来にお前はその判断をすることになるのだろう。 お館様はそれを受け入れるつもりで申したのだ」 「先見の明……」 「なんにせよ、お前の判断が大きな流れを作るのであれば、わしも心してお前の判断を受け入れよう。 何かあればきちんと連絡するように」 「はい」 義勇がしっかりと頷いたところでカァ、と鴉が鳴く声が聞こえた。 任務ダァと言いながら鴉が入ってきて義勇の肩に止まる。 それに分かった、義勇が立ち上がって鱗滝に頭を下げる。 「錆兎の着物は、後日持ってきます」 「ああ。 頼む」 「それでは、失礼します」 そう言って義勇が小屋から出ていくのを見送ってから、鱗滝は息を吐いた。 「あの子が、柱となり、大きな判断を下すのか。 心せねばな」 それがどのような流れになるか、鱗滝にはまだわからない。 「新たに水柱に任命した冨岡義勇という。 皆、仲良くするようにね」 柱たちの前に現れた産屋敷輝哉は、傍にいた狐面の男を水柱として紹介するとしばらく席を外すと言って立ち去る。 当然、残された狐面の男に全員の視線が向けられた。 まず目に入ったのは頬に傷のある狐の面だ。 遠目から見てもわかるほど、一度砕けたものだとわかる。 全面的に罅が走っているからだ。 それから男が羽織っている羽織は左右で柄が異なっており、派手好きの音柱である宇髄天元が少し目を輝かせた。 面のおかげで視線が絡んでいるのかわからないが、このまま沈黙しているのもなんだ、と言うように口を開いたのは炎柱の煉獄杏寿郎だった。 「うむ! 自己紹介をしよう! 俺は炎柱の煉獄杏寿郎だ! これからよろしく頼む!」 「お前その恰好派手だな。 俺は音柱の宇髄天元だ」 「お前らちげぇだろ!!」 この野郎、と叫んだのは風柱の不死川実弥だった。 それに便乗するように蛇柱の伊黒小芭内は「なぜ面を取らない。 お館様に失礼だと思わないのか。 このような場で顔を見せない者がいるか。 面を取って顔を見せろ。 そしてお館様に無礼を詫びろ」とネチネチ絡む。 「そうですねぇ。 先ほどはお館様の手前でしたので発言しませんでしたが、流石に顔を見せないとなると信用しようにも出来かねますよ。 冨岡さん、でしたっけ?」 「さっさと面取れやゴラァ!」 蟲柱の胡蝶しのぶは穏やかな笑みを浮かべて「お面を取ってくださいな」と言う。 いらいらしながら叫ぶ不死川の横で岩柱の悲鳴嶼行冥は数珠をすり合わせジャリジャリ音を立てながら様子を伺っているようで、何かを話す素振りを見せない。 冨岡は彼らの言葉に煉獄や宇髄のように自己紹介をしたほうがいいのか、それとも面を取ってみせるべきか、どちらか迷って結局、沈黙した。 というのも、全く動く素振りを見せない冨岡にしびれを切らした不死川が距離を詰めてきて被っていた面を勢いよく剥がしたからである。 あ、と数人が声を出す。 面の下から現れた冨岡の顔に驚いたように目を丸くした。 すっとした鼻筋の顔の整った人間が面の下にあったとは思っていなかったらしい。 あらまぁ、と胡蝶は呟いた。 「あの面からは予想できなかったお顔ですね。 まさかそんなお綺麗な顔をしていらっしゃるとは。 面がないほうがよろしいのではないでしょうか? 面を常日頃被っていると怪しさがありますしねぇ」 そんな胡蝶の言葉が耳に入ったのか、数秒遅れて冨岡も目を丸くする。 呆然としたように剥がされた面を見上げ、剥がした本人である不死川を見た。 それからまた数秒ほど動きが停止したかと思えば、急に目を吊り上げて不死川に掴みかかった。 面を取り返そうと手を伸ばし、それをかわすように不死川も動く。 それを何回か繰り返して二人は突然動きを止めた。 膠着状態となった二人に、他の柱はさてどうしたものかと互いに視線を合わせる。 短気である不死川がそう簡単に面を冨岡に返すとは思えず、かといってよほど面が大切なのだろう、諦める様子のない冨岡を宥めることも難しい。 今日初めて会った人間よりかは顔の知っているほうを宥めるべきか、と思ったところで悲鳴嶼が動いた。 「南無……二人ともそこまでにしなさい。 お館様が戻られる」 ジャリジャリと数珠をすり合わせて涙を流しながら言う悲鳴嶼を無言で見上げたのは冨岡だった。 それからもう一度不死川に視線を向ける。 面を返せ、というように手を差し出した。 それに不死川はさらにいら立ちを募らせた。 「おめぇさっきから何だんまり決め込んでんだ! ふざけてんのかァ!?」 鬼よりも鬼だと言われる顔で不死川は睨む。 それに対しようやく口を開いた冨岡は「ふざけていない」と返した。 それは、大事なものだ」 「大事なもんなら会議にもってくんじゃねェ! あと人前では外せや!」 「嫌だ」 「ああん!!?」 青筋がさらに増えた不死川に、冨岡は依然目を吊り上げたままだった。 それ以外は何の変化もない表情に、宇髄はある意味すげぇなと観察していた。 「うーん、お館様も戻られるみたいですし、不死川さん、返したらどうでしょうか」 流石に産屋敷の当主に見られていい光景ではないだろう、と胡蝶は考えて不死川の方を宥める。 流石にお館様を引き合いに出されれば不死川も従わぬわけにはいかなかった。 しかし、投げるように冨岡に面を返した不死川はすぐにまた面を取り上げることとなる。 面を受け取った冨岡がすぐに面を付けようとしたためだ。 「てめぇお館様の前では付けんな!!」 「……嫌だ」 「失礼通り越して無礼にもほどがあんだろーがよォ!!」 なんだこいつ、と不死川はいらいらしながら叫ぶ。 返せ、と言いながら面を取ろうとする冨岡。 さっきと同じ流れだ。 胡蝶は呆れ返って溜息をついた。 」って素直に返してくれそうだけど会議の度に「御館様の前では面を取れ!!! 次のページに別ネタ置いてます。 [newpage] ・鬼舞辻無惨の直系義勇さんの話 一族の子孫として産屋敷一族がいるなら、人間時の直系の子孫もいるのではと考えたのがきっかけ でも平安時代の貴族とはいえ病気で臥せっていた無惨様が手紙を送って夜這いに行けるわけがないので女中か世話役に手を出して妊娠させて親が追い出す流れならいる可能性があると思いました。 平安時代って基本的に女性に権限とか拒否権はないし平民なんて何されようが逆らえないし、しかも基本見向きもされないから無惨様も気まぐれで手を出した女がまさか自分の子を産んだとは知らないと思いますね。 しかも鬼になったら体質やら稀血やらに目が行くし、自分の血の匂いなんてわからんし、遺伝子が細々と続いていることにも気づかなさそう。 んで、無惨様の子どもを産んだお母さんは子どもさんのおかげで裕福になる。 なぜって産屋敷一族と似たような能力があったから。 しかも産屋敷と違って直系のせいか、はたまた産屋敷に認識されていないせいか呪いの影響はなく、細々だけど栄えていた。 で、子どもさんが自分の出生をお母さんから教えられて、ちょっとした好奇心で調べる。 すると出てくる無惨様と産屋敷一族のやばい戦いの図。 これにびっくりした子どもさんは「もしかして見つかったら喰われるか殺されるのでは???」ってなる 無惨様から見たら人間の血とは言え、太陽に平気だった時の自分の血を受け継いでるし、もしかしたら取り込めば克服できるかもだし、産屋敷一族からすれば自分の呪いの根本的存在の血筋のうえ、取り込まれると太陽を克服されるかもしれない=殺したほうが得 結果的に子どもさんは自分の直系に代々そのことを伝えることにして、遠巻きに戦いを見守ることにしました。 別に血を受け継いでいるだけだし、鬼に喰われた身内がいるわけでもないので我関せずを貫けばそのうち終わるかもしれないと思ったから。 ただしこの時子どもさんも知らなかったのである……まさかその戦いが千年以上続くことになるとはな…… 時は流れて義勇さんが生まれる。 大体原作通りに話は進むんですがある時義勇さんは「そういえば大人になったら父さんが代々伝えられている話をしようって言ってたな……それを記した書物があるから受け継いで、子どもに受け継がせておけよって言ってたな」って思い出す。 流石に家族の言ってたことだし、置き換えれば遺言みたいなものだし、大人だしで今更だけど確認しようってなる。 隠さんに頼んで書物の回収をしてもらって、内容を確認したら自分が無惨様の直系のうえ、もしかしたら狙われるかもしれんって書いてあるもんだから義勇さん驚愕。 まさか自分がにっくき無惨の血を引いているとは夢にも思わなかったもんだから混乱しつつも自殺しようとする。 自殺は止められるけど義勇さんが自殺する理由を話さずだんまり決め込んで、挙句の果て屋敷に閉じこもるという行動をとられた胡蝶さんがお館様へ報告。 お館様はもちろん呼び出して聞き出そうとするけど義勇さんは首を振って拒否、さらに泣き出してしまうので「何もしないと誓うし、鬼殺隊辞めたいのなら辞めていい」と言って宥めるけど義勇さんが泣いてるのは「知らなかったとはいえ無惨の血筋だったこと」なので鬼殺隊を辞めるつもりはないけど鬼殺隊にいちゃいけないと思ってるので余計に泣く。 泣き止まない義勇さんにお館様も困るけど、そこへ義勇さんがおかしくなる前に隠さんに頼んでいた書物の話を聞いてピンと勘が働いたので、義勇さんには申し訳ないけど隠さんにその書物を持ってきてもらってあまねさんに確認してもらったところ、義勇さんが無惨の血筋だということを知る。 驚いたけど義勇さんに「義勇は私の親戚だね」って言っちゃって義勇さんの涙腺を崩壊させるどころか決壊させてトドメに「私は自分の血族の中から隊士は出ないと思っていたんだよ。 体も弱いし、三十まで生きられないと言われるから一族の手で無惨を倒せないのが悔しいと思っていたけど、義勇が倒すなら、一族の手で倒したのも同然だ、ありがとう」って言っちゃうもんだから義勇さんはもはや滂沱というより滝レベルになる。 その後緊急柱合会議が行われたのは言うまでもない。 時系列的に炭治郎の裁判後辺りを考えてます 緊急会議で柱の皆さんはお館様から教えられるんだけど義勇さんが無惨の直系だっていう事実に全員驚きが隠せないし、しかもお館様が「私の親戚ということになるから」と言っちゃうもんだから嫉妬と羨ましさが半々になる。 でも義勇さん普段と違って涙腺崩壊してるもんだからクッソ泣いてるのを見て驚くし、しかも「もし義勇の存在に気付かれたら多分義勇真っ先に狙われるしその時は渡さないためにも殺す必要がある」っていう話になって「こいつ可哀想じゃね???」ってなる。 ちなみにその柱合会議で義勇さんは柱の誰か一人と常に一緒にいるように言われる。 何故って現状狙われる可能性が一番高いから ついでに切り捨て要員。 無惨様は現在義勇さんが直系の子孫だとは気付いてなさそうだけど、とりあえず件の話は柱全員と育手の鱗滝さんと炭治郎のみに伝えられる すでに禰豆子の件で命がかけられている義勇さんが別件でその命が切り捨てられるから 鱗滝さんは衝撃の事実に驚愕して心配に心配が重なって山を下りて義勇さんのところに飛んでいく。 炭治郎は「え、無惨の血筋!!? 義勇さんが!!!????」ってなって鱗滝さんと一緒になって義勇さんの屋敷に飛び込む。 二人そろって「義勇さんが無惨のせいで死ぬとか許さん!!」ってなったあと炭治郎は修行に励むし鱗滝さんはそれの監督になる。 錆兎と真菰も心配になって義勇さんの守護霊と化す。 義勇さんに害あるもの即滅殺っていうセコム爆誕。 柱とペアになることが決まった義勇さんだけど、問題はそのペアの柱さんである。 義勇さん自殺未遂後号泣事件 のちに命名 で当事者である胡蝶さんは理由を知って「そりゃ死にたくなる」って義勇さんに同情するけど、自分の忙しさのほうが上なのであまり一緒にいられない。 甘露寺さんは「可哀想」ってなって積極的に一緒になろうとするんだけど伊黒さんが「甘露寺が一緒なら俺も一緒だ」って言う。 不死川さんは拒否するけどどうしてもって言われたときは一緒にいる。 煉獄さんは「お館様の命令なら!!」って言っていつでもカモン!状態、宇髄さんは「派手に面白い事実じゃねぇか!」ってわくわくするけど義勇さんとの意思疎通に苦労するのが目に見える。 時透さんはぼーっとしてるのでもしもの時の押し付け先になって、悲鳴嶼さんは「南無……」って言ったまま無言になったので最終的行き先に決定された。 それを見てた義勇さんは感動で泣いた。 結局ローテになるのを義勇さんは知らない。 以下超上記的補足という名の散文 個人的解釈というか捏造にもなるというか、「青い彼岸花」ってもしかして対の存在のことじゃないかなぁと思っていたんですよね。 アニメ見てて出生的には双子なのに互いの血が毒になる吸血鬼のアニメを思い出したんですよ。 片方は化け物を生み出して、もう片方がその退治に奮闘する話。 あれ一応全話見てたので記憶に残っているんですけど「なんか似てるなぁ」って思って。 そもそも薬なのに「彼岸花」ですよ? どっちかっていうと彼岸花は毒じゃないですか。 確かに調合すれば薬になるとは思いますけど、名前からして死のイメージハンパないのに薬の名前が彼岸花って。 なんかおかしくね??? 彼岸花の色は赤とか白とか黄色とかあるらしいですけど、青はやっぱりないですよね。 バラと一緒。 青い彼岸花は人工的に作らないといけないわけです。 じゃあ人工的に作るものに「太陽を克服する」なんていう大層な効果があるのかと言われるとそうでもないと思います。 結局人工物なんですからいずれどっかで歪が起こると思うんですよね。 安全だと誰もが思いますし。 これは「青い彼岸花」も同じことが言えるのでは? と思うわけです。 つまり、無惨様が太陽を克服するためには自分が人間であったころの血か遺伝子が必要なのでは、と思ったんです。 要は免疫療法の一環。 体に抗体を作らせるためにあえて弱い病原を体内に取り込ませる方法ですね。 これだけ見るとやってること逆では、と思いますけど。 だって無惨様が体を抗体じゃなくて病原そのものに変えたようなものですよね言ってしまえば。 病原のほうが強すぎたわけですよね多分。 で、またさらに逆というか本来の方法をとる必要があるなら、やっぱり禰豆子ちゃんの太陽を克服した血液ではなくて自分の血液のほうがいいはずなんですよ。 現代的に考えれば血液検査しないまま輸血するようなもんですよ原作の場合。 怖くね?? 無惨様普通に禰豆子ちゃん吸収すれば太陽を克服できる!!って確信してるけど正直そんなはずねーだろ!っていうのが私の考えです。 というかファンブック見てて思ったんですけど呪いやら位置と思考把握やらを病気の症状として考えると禰豆子ちゃんの血は同じ病原とは言えないですよね。 原作で珠代様も「血が変化し続けてる」って言ってたからもはや進化した別の病原みたいなもんですよ。 進化前と後じゃ全然力の差が違うと思いますし、勝敗があるとするなら多分禰豆子ちゃん勝てる。 だって進化は順応した方が勝つんですよ。 無惨様は病理解剖されて研究されきった存在みたいなものだし勝てる要素なくない???? お目汚し失礼しました.

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