世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ 全文。 世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ 全文

みなさん、こんにちは!jikuasiです。 ムヒカ氏は、その質素な暮らしぶりから「世界で一番貧しい大統領」と言われていますが、国民には「エル・ペペ」の愛称で人気を博しています。 本書では、ムヒカ氏がUNSUR(南米諸国連合)の会長へ就任した際のスピーチのほか、2016年4月に初来日した際に東京外国語大学で行なった講演全文を収録。 本当の豊かさは何なのか、大切にしなくてはいけないものは何なのか、私たちが失いかけている大事なことを思い出させてくれる素晴らしい演説、ムヒカ氏が我々日本人に贈ったメッセージを読み取ってください。 そちらの講演の全文を載せた本です。 といっても29ページほどなのでとてもコンパクト。 しかし、たった29ページとは思えないほどの重みと厚みがあります。 つらいですねー。 つまり満たされないことが、なにもりも貧しいことだと。 例えば、100円のアイスを食べて 「幸せ〜っ!!」てなりますよね笑 そういうのをわたしたちは「ささやかな幸せ」とかって呼んだりしますが、 ムヒカさんに言わせれば、それは立派な幸せなんだと。 すごくお金持ちだけど、ずっと一人暮らしで孤独な人と、 お金は無いけど、愛するパートナーと子供に囲まれて幸せな毎日を暮らす人。 あなたはどちらになりたいですか? 貧乏っていうのは、財布の中身の話ではなく、心の話なんです。 富の大小ではないんですね。 「人間は政治的な生き物である」 つまり、人はひとりでは生きられないのです。 「俺はひとりで生きて行くんだいっ!」 みたいなことを言う人はいますが、でも、あなたが今着ている服は、人が作ったものです。 朝食べたパンも、コーヒーだって、誰かが作って、誰かが売ったものを、誰かが作ったお金という対価を払って手に入れたんでしょ。 病気になったら病院に行ってお医者さんに診てもらうでしょ。 人は、ひとりでは生きていけません。 誰かと共に生きていきます。 そしてその誰かと、幸せや、喜び、悲しみを共に感じる、つまり 「共有」することにより、その幸せは増えていくのです。 「人生という山を登っていけば、「勝利」の2文字が書かれたゴールラインがあって、そこを目指して頑張って上るぞー!」 みたいなことを息巻いても無駄です。 人生にゴールも勝利もありません。 なぜならば、常に何か不足するものがあるから。 あなたが死ぬほど野球を頑張っても、イチローを超えなければ、完全に野球で「勝利した」ことにはならないでしょう。 仮にイチローを超えたとしても、 スティーヴィーワンダーよりは歌が下手ですよね。 笑 てことは完全な勝利ではない。 そう、勝利なんてものはないのです。 では、どうすればいいのか。 答えは、 歩き続けること。 言い換えると、 転んでも転んでも、再び立ち上がって、挑戦し続けること、です。 そしてそれには、確かな意思を持って行動することです。 自分自身が確かな意思を持って生き、転んでも立ち上がる。 その繰り返しが、唯一、勝利というものに近づくことなんです。 てな具合に、ありがたぁ~いお言葉がたくさん述べられています。 この講演を生で聞いた東京外国語大学の学生は、何を感じ、何を考えたのでしょうか。 世界は今荒れています。 テロリズムの脅威。 格差、貧困。 わたしたちに出来ることは小さいかもしれないけれど、 ほんの少しでもこういった問題に、目を背けず考える。 そのひとつが、この世界に生まれたわたしたち全員が、 幸せになる為の一歩になるんじゃないでしょうか。 ムヒカさんの言葉がその手助けになってくれると、信じてやみません。 ぜひ、手に取ってみてください。 よーい、どくしょっ!• じくあし。 アラサーで結婚が決まった瞬間に5年半務めた営業職を辞める。 IT系の道に進み、派遣ネットワーク運用保守、SES、Web系ベンチャーと渡り歩き、Webディレクター。 生息地は奈良。 哲学に勤しんだ故の絶妙に無責任かつ奔放な文章力に定評あり。 ゴーストライター出版2冊。 ウクレレ講師YouTuberとしても活躍中で、オンラインレッスンが大好評。 herokuapp.

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リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ 全文

なんということでしょう。 訂正点や思ったことがありましたらコメント欄にお書きください。 もう一つガッカリしたことがあります。 リオ会議に期待を寄せ、Youtubeで各首脳のスピーチや、かの有名な伝説のスピーチをしたサヴァン・スズキさんの映像も見ていました。 リオ会議では各国首脳が集まり、地球の未来を議論し合う場なのに、各国首脳は自分のスピーチを終わらせたら、一人一人と消えて行ってしまいました。 世界中から何時間もかけてこの場に来ているのに、みな人の話は聞かず自分のスピーチで済ませている代表者が多いリオ会議だったと思います。 ウルグアイのような小国の大統領は最後の演説者でした。 彼のスピーチの時にはホールにはほとんど誰もいません。 そんな中、カメラの前で残したスピーチは、その前まで無難な意見ばかりをかわし合う他の大統領とは打って変わって、赤裸々に思っていることを口にしています。 世界で最も「貧乏」な大統領と言われているエル・ペペ(愛称)が世界に対してどんなメッセージを残したのでしょうか。 私にとってはいつも考えなければならない重要なスピーチにもなりました。 追記(2017年1月25日) この記事を書いてから4年半、スピーチの張本人、ムヒカ元大統領と実際に会うことができました。 訪船のコーディネート、スピーチ通訳、1時間の会談、そして愛車のビートルにルシアさんと少しだけ乗らせていただきました。 言葉一つ一つを大事にする人でした、そして人の話を聞くときは真剣で、その瞳は少し怖いほど強かったです。 このチャンスを下さったピースボートの皆様、心から感謝しています。 前進する力を更にもらいました。 追記:(7月24日)• コメント欄でシェアや転載の許可を聞く方が多くてとても嬉しいです。 どうぞご自由に転載ください。 許可なんていりません。 ムヒカ大統領のすごさというのは、言葉だけでなく行動にも表しているからだと思います。 「世界一貧乏な大統領」と言われているのは資産が少ないからではなく、個人資産をで暮らしているからです。 みなさんのつぶやき、シェア、ブログ紹介のおかげでムヒカ大統領のスピーチもたくさんの人に読まれています。 ありがとうございます。 Muchas gracias! 追記2:(7月25日)• みなさんのコメントや翻訳の指摘で、ムヒカ大統領の文章をもっと忠実にすることができました。 数カ所直しました。 Rioさん、佐藤さん、吉田さんヤノケンさん、Tomoさん、二宮さんありがとうございます!• この文章を読んで、何かをしたい、少しのことでもいいと思った人、あるいは私が動いたって何も変わらないのではと思う人。 次にこの簡単なエクアドルの先住民の童話 「」を見てほしいです。 自分がやれることをやるだけ、の人が増えるだけで世界は変わるのだと思います。 私の団体ではそういった世界にインパクトを与えたい、 構築とそういったプロジェクトを可能にするクラウドソーシングとクラウドファンディングのプラットフォームを作っています。 ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。 私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。 国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。 しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。 午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。 私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか? 質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。 息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。 同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか? なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか? マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。 マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。 私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか? このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか? このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。 その逆です。 我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。 現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。 逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。 私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。 幸せになるためにこの地球にやってきたのです。 人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。 命よりも高価なものは存在しません。 ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。 消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。 消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。 このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。 ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。 人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。 悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。 これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。 石器時代に戻れとは言っていません。 マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。 私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。 昔の賢明な方々、、やまでこんなことを言っています 「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」 これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。 国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。 私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。 根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。 そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。 私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。 私の国には300万人ほどの国民しかいません。 でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が私の国にはあります。 羊も800万から1000万頭ほどいます。 私の国は食べ物の輸出国です。 こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。 私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。 そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。 しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。 なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。 毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。 私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。 そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。 発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。 愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。 これらをもたらすべきなのです。 幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。 環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。 ありがとうございました。 ———————————————————————————————————————— 追加記事:.

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世界で一番貧しい大統領ホセ・ムヒカ氏の名言とおすすめ本!感想・内容まとめ

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作品紹介・あらすじ 2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれました。 環境が悪化した地球の未来について、話し合うためでした。 世界中から集まった各国の代表者は、順番に意見をのべていきました。 しかし、これといった名案は出ません。 そんな会議も終わりに近づき、南米の国ウルグアイの番がやってきました。 演説の壇上に立ったムヒカ大統領。 質素な背広にネクタイなしのシャツすがたです。 そう、かれは世界でいちばん貧しい大統領なのです。 給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸には住まず、町からはなれた農場で奥さんとくらしています。 花や野菜を作り、運転手つきの立派な車に乗るかわりに古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かいます。 身なりをかまうことなく働くムヒカ大統領を、ウルグアイの人びとは親しみをこめて「ペペ」とよんでいます。 さて、ムヒカ大統領の演説が始まりました。 会場の人たちは、小国の話にそれほど関心をいだいてはいないようでした。 しかし演説が終わったとき、大きな拍手がわきおこったのです。 資本主義がグローバル化して地球上のすみずみまで物質的な豊かさを行き渡らせている。 土地を開発してビルを建て、電車や車を走らせる。 そのために必要な資源をどんどん掘り出している。 必要な電気は石炭をどんどん掘り出してどんどん燃やして作っている。 石油の埋蔵量が心配になると、オイルサンドからオイルを取り出す方法を考えた。 よし、当分大丈夫だ。 最近になって、なんか間違ってる、こんな事がいつまでも続く訳がない、と考えたり、言ったりする人が増えてきたように思う。 この本は、2012年の国連持続可能な開発会議で行われたウルグアイのムヒカ大統領の演説を絵本に書き起こしたもの。 「持続可能な開発」のために我々はどうすればよいのか?に対するムヒカ大統領の考えが語られている。 「わたしたちは発展するためにこの世に生まれてきたのではありません。 この惑星に、幸せになろうと思って生まれてきたのです。 」 「水不足や環境の悪化が、いまある危機の原因ではないのです。 ほんとうの原因は、わたしたちがめざしてきた幸せの中身にあるのです。 見直さなくてはならないのは、わたしたち自身の生き方なのです。 」 成熟した状態になるには、やんちゃな「爆買い」状態を通過・経験する必要があるようにも思う。 先進国だけがいい思い(物質的に豊かな社会)を経験して、その他は「幸せを見直せ」と言われても、万人から納得を得るのは難しいよな、たぶん。 でも、「もの」を追い求める事は幸せにはつながらないよ、というムヒカ大統領の言葉はシンプルに心に響く。 >2012年、ブラジルのリオデジャネイロで開かれた国際会議。 南米のウルグアイのムヒカ大統領はのちに世界の人々から絶賛されるスピーチをのこします。 この絵本はその全容を紹介するものです。 小学校中学年~ ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチについて初めて知りました。 演説は子ども向けに意訳しているとのことですが、素晴らしかったです。 こうやって絵本の形で世界に広がっていくことはとてもいいことだと思います。 世界をおそっているのは、じつは欲深さの妖怪であること・・・これは私自身も含め反省し、少しずつでも生き方を考え直さないといけないと思いました。 >社会が発展することが、幸福をそこなうものであってはなりません。 発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです。 >なぜなら、幸せこそがもっとも大切な宝だからです。 人類が幸福であってこそ、よりよい生活ができるのです。 本当にそうだと思う言葉ばかりでした。 本文が始まる前に外出前の大統領の様子が漫画風に描かれていますが、ほのぼのしていてよかったです。 一貧一富、乃知交態。 一貴一賎、交情乃見。 2 20160312 09:43:53) 悪夢の世代 ~ 最初の掛金と、最後の受給額の比が数百倍! ~ 貧者士之常 ~ 越後長岡藩訓 ~ (20160406).

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